日々の話題を提供します

9月6日未明発生 北海道胆振東部地震

 

週末にもなり、ちょっと落ち着いたので時系列で報告します。

長文になりそうなので、メモがわりと思って斜めに読んでください。


私の自宅は小樽市潮見台の1丁目。
潮陵高校まで歩いて5分の国道5号線沿い。

 

9月5日(水)

まずプロローグとして台風21号が北海道をかすめて行きました。

関西方面の大変な映像を見て、風の被害に備えました。

小樽はそうでもありませんでしたが、札幌は倒木なども多くJR小樽~札幌間は不通。

この9月6日の朝刊は地震に間に合っていなくて、台風を報じています。

20180906doshin

 

9月6日 (木

20180907doshin

 

朝3時過ぎ、激しい揺れで飛び起きる。
我が家は食器棚が無防備なので、押さえに行く。

 ※北海道南西沖地震(平成5年)の時から倒れるならこの食器棚と思いながら、天災に強い小樽のためなんの手当もせず・・・

 
家の所々でガシャン、ドサッ、ガシャ、ガシャ

 ↓
緊急地震速報

 ↓
停電

 

南西沖地震の時の小樽の震度が5。

今回は小樽は震度4と発表されましたが、
私が今まで経験した中では、最強の揺れでした。

 

結局ウチの被害は
 ガシャン・・・トイレのガラスの置物落下
 ドサッ・・・・タンスの上に置いた書類の段ボール箱落下
 ガシャ、ガシャ・・・食器棚の皿2枚食器棚の中で落下

 

JR,バス、地下鉄、飛行機すべての交通網はアウト。

この日、札幌まで車で走りました。

20180908no1
信号が全滅しているのはわかっていたので、自分が優先となる道路を選択。
交通量も少なく、要人が来道して来た時のように、信号にも止められずノンストップで走れます。(笑)
国道と道道が交わるようなところでは、おまわりさんが手信号してくれます。

(ほんと、おまわりさんエライ!)
他の交通手段(バス、JR、地下鉄等々)は全面ストップ。


多くの会社は自宅待機だったと思います。

 

結局、北海道全域が停電。
スマホが唯一の情報源だったのですが、正午近くには携帯基地局がパワーダウン。
スマホもつながりにくい状態が続きました。

( これはきつかったです。)


小樽でも

 「午後11時頃から断水になります」と、デマが回る。
(結局、高台のポンプアップしなくてはならない特定の地域だけが一部断水しただけ)

 

午後2時前に砂川火力発電所が稼働したとの一報。
それからしばらくして、スマホの電波解消。
我が家も午後5時過ぎには通電しました。(冷凍ものがとけずにすんだのは幸い。)


しかし、小樽の半分以上はまだ停電したまま一夜が過ぎていきます。

(歩いて5分の潮陵高校付近も停電)

 

9月7日(金)
ウチはほぼ通常モードでしたが、まだまだ停電が続いているところも多く。

車で走っても、信号がついているところと、ついていないところがあって、きのうより断然危険。
ガソリンスタンドは長蛇の列。
コンビニなどのお店も配送がないため、在庫無し。
閉店の店がほとんど。

 

LINEで情報交換していると、
夕方になっても停電が続く家も多く。悲鳴が聞こえてきた。
そんなお宅は冷凍庫の物がとけだしたり、

マンションの人はトイレのために階段で水を運んだり、

疲労感が半端なかったです。

 

それでも、伊達の火力発電所が稼働し、

7日の夜にはほとんどの家の停電が解消したようです。

 

9月9日(日)
今日は様子を見にスーパーに行ってみました。

品薄感半端ないです。

20180909no1

 

(私の把握している狭い範囲で)現状をまとめると、

震源地に近い厚真町、むかわ町などでは人的、物的被害も激しく、救援が必要な状況。

また、札幌の一部でも液状化や道路陥没で復旧工事が必要なところが何カ所か発生。

たとえば、札幌東区の道路陥没状況

 

hogasiku

 

幸い小樽は電気の復旧で不便は解消できたと思います。

(配送が滞っているため、品薄状態はしばらく続きそうですが。)

 

つくづく、備えは大切と思いましたので、

今回のことを反芻して、万一に備えようと思います。

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