6月3日(金)の北海道新聞朝刊から切り抜き。
潮陵高校ボート部が創部110周年を迎え、記念のDVDを制作したとの記事がありました。
そこで、資料を元にボート部の歴史を振り返ってみた。
ボート部(昔の名称は端艇部)の歴史は古く、
明治35年(1902)の小樽中学開校の翌年に設立された「校友会」(現在の生徒会)において、
文芸部(演説・討論・会誌発行 等)
運動部(撃剣・柔道・庭球・野球・遠足・端艇 等)
庶務部(庶務会計)
が創設され、5年生まで(当時は5学年)がそろった明治39年に
雑誌部・演説部・端艇部・野球部・庭球部・撃剣部
の7部になったらしい。(撃剣部ってのは剣道部だと思う)
このことから、明治39年を創部元年として110周年としているらしい。
しかし、道新に物申すわけではないが、創部110周年でOB65人とはこれいかに。
(存命のOBが65名ということなのかな。言葉足らずだなあ)
端艇部は明治36年(1903)、日本銀行支店のボート一隻を借りて練習したのがその起源と聞きます。
明治39年には1、2年生が1円、3、4年生が80銭、5年生が50銭を徴収して自前の新艇を建造したそうです。(下級生はより長く使うから、金額が多いのかな)
ボートの名前は「北の浪」
大正15年(1926)には全国制覇を達成。その後昭和5年まで5年連続全国制覇を果たしています。
下の写真は大正元年に建造された新艇「鳳」
現在「鳳5号」というシングルスカルがあるらしい。
端艇部歌も張っておきます。